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歌舞伎町ぼったくり|歌舞伎町ぼったくりと漫画村問題と実はYouTubeも同じ問題があったはずの話
- 2018/4/29
- 青島弁護士が伝えたいこと
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新宿歌舞伎町ぼったくり|漫画村問題について考える
閲覧者が無料で漫画を読み放題にできるサイト(「漫画村」など)が問題視されて、ようやくといいますか、大きな動きになりましたね。
世に流通する漫画をアップロードして、それを無差別に公開してしまう。著作権なんてどこ吹く風。
サイト運営者は、漫画作者(と出版社)の血と涙と汗の結晶である漫画に、何の対価も払うことなく、それら漫画たちを、勝手にサイトで公開しまう。
アップされまくりの漫画たちという充実したコンテンツを武器に、広告を集め、広告収入を得てしまう。
なんだ、この夢のような仕組みは。。
本来であれば、雑誌を買ったり、単行本を買ったり、電子書籍を購入しなければ、読むこの出来ないたくさんの漫画たち。
それがこのサイトをみれば、すべてタダで読み放題、読みたいときにいつでも読める、新刊本も下手すると発売当日にアップされている。
なんだ、この夢のようなサイトは。。
漫画大好きな人が、このサイトを訪問し、日々、漫画を楽しみまくる。
そんな閲覧者の身勝手さが、ますます漫画村などのサイト運営業者の活動を後押します。
閲覧者がたくさんいる。広告収入はまだまだあがるはず。もっといくぞ。
著作権侵害かどうかも、まだまだグレーゾーンだ。
アップロード先のサーバーが、(著作権の保護がない)外国にあるから、著作権侵害をしているわけではないもんね、と言っておけ。
頭の固い行政・司法の人たちは、それも一理あるなどといって、対策がいつまでたっても進まない。
今稼がずして、いつ稼ぐ。
いけるところまでこれで行っておけ。
広告収入をもっと、もっと増やすもんね。
こんな発想で、漫画村(など)サイトの運営を続けていたのでしょう。
そして、そのサイトが有名になりすぎてついに。
政府が、インターネットサービスプロバイダーに、漫画村などのサイトに接続しない(閲覧ができないようにする)措置をとるよう要請するに至り、一部業者は、それに合わせた措置をとるところまできました。
※以下、順次加筆します。
歌舞伎町ぼったくり|漫画村ビジネスの被害者は誰か
・漫画の作者、出版社 ← 本来得られれるべき利益が得られない。
・対価を払って購入する読者。← 作者、出版社の対策費用の価格への反映、売上減少による単価上昇の可能性。
歌舞伎町ぼったくり被害|漫画村はダメで、YouTubeはいいのか?
YouTubeも著作権侵害に関して、多くの議論を提供しつづけているサイトです。
音楽、映像の分野(テレビ番組、ラジオ音声、映画、ミュージックビデオ、お笑いコンテンツ、アニメコンテンツ等々)の著作物が、著作者、著作権者でもない人々の手によりアップロードされ、YouTubeによって世界中に配信されてしまう。
漫画村問題と全く同じ議論ではないのか、というところです。
・・・(以下、続く)
歌舞伎町ぼったくり|歌舞伎町ぼったくりにおける物件所有者と漫画村の広告主の存在
違法業者の存立のカギを握る者は誰なのか?という視点。
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