歌舞伎町ぼったくり被害|「club アイリス」(その2) 東京都新宿区歌舞伎町1-2-7ダイカンプラザ星座館203

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「clubアイリス」は過去に100万円を超える被害報告もある店舗です。
今回は、被害者側の心理描写や警察、店員らの会話の再現描写がとても優れている被害報告をいただきました。

 新宿歌舞伎町ぼったくり被害|「club アイリス」 東京都新宿区歌舞伎町1-2-7ダイカンプラザ星座館203

歌舞伎町ぼったくり被害者様からのご報告

被害日時:2015年4月30日(木)入店23:30~退店24:40。
被害者:2名
店舗情報:「clubアイリス」 東京都新宿区歌舞伎町1-2-7ダイカンプラザ星座館203
キャッチの説明:一人セット料金3000円/H、女の子ドリンク別。延長は追加料金。
実際の請求料金:ふたり合計14万円。(実際には12万円を支払って解放)
警察の言い分:後述のとおり。

お世話になります。この度ぼったくり被害に遭ったのがきっかけで青島先生のサイトにたどり着きました。
少しでも被害者がへり、かつ安心して飲める町であってほしいという願いを込めてメールをお送りさせていただきます。

(1)被害者情報として
・人数:2名
・★★★★(送信者)、と一旦、その友人とさせてください。また、以下被害者情報は送信者の情報を記します。
・生年月日:★年★月★日(送信者)
・住所:★県★市
・職業:会社員

(2)被害状況として
・被害日時(2015年月4日30日木曜日)
・客引きに声をかけられた時刻:23時20分頃
・入店時刻:23時40分頃
・退店時刻:24時40分頃
・交番にいった時刻:25時00頃
・交番から店には戻りませんでした。(詳細は後述)
・店舗名:アイリス
・店舗住所:東京都新宿区歌舞伎町ダイカンプラザ星座館203
・電話番号:03-6457-6511

(3)被害額として
・会計時の請求額
・トータル額(請求額):14万円
・内訳:
 セット:6,000円(@3000*2)
 OCW:7,000円(@7000*1)
 白W:7,000円(@7000*1)
 T.C:80,000円(@80000*1)
 TAX:40,000円(40%)
・最終的な支払総額:12万円
・各自の支払額:私7万円、友人5万円
・支払方法:財布から5万円。ATMでおろした現金20万円の内7万円
・いくらなら支払ってもよいと考えたか?
 総額2万円。理由として、滞在時間は1時間。呼び込み時の説明のセット料金0.6万円(@3000*2)、女性の飲み物代1.4万円(@7000*2)。
・相手の要求額がおかしいと思う理由:
 1,客引きから、御一人様3000円と聞いていた点
 2,TAXの説明(40%)、テーブルチャージ(8万円)も客引き及び店側からも案内が無かった点
 3,先に記した、妥当と思われる金額ではない点
・自分たちが注文したもの、内訳:
 自身が注文したものは、自身の飲み物代と女性の飲み物代のみ
・そのうち、飲み放題に含まれるというべきものとそうでないもの:
 自身の飲み物については、飲み放題なので、この点については納得できる
・注文をしたつもりもないのに、注文に含まれているといわれたもの、その内訳:無し
・請求書、領収書は受領しましたか。その記載内容、内訳:
 1,伝票について:
  支払前、店舗内にて確認。先に述べた通り、セット:6,000円(@3000*2)、OCW:7,000円(@7000*1)、白W:7,000円(@7000*1)、T.C:80,000円(@80000*1)、TAX:40,000円(40%)を、写真として残す
 2,領収書について:
  受領。名前、日付は入っておらず。合計金額、収入印紙(200円)とその2か所に押印。但し書き、内訳、税抜き金額、消費税等の記載無し。店舗名、住所、電話番号が記載。支払後受領。

(4)入店の経緯として
15年4月30日(木)。客引きがきっかけで入店。
エスパスの横断歩道で当日23時頃に客引きに声をかけられる。
キャッチの発言内容は、「お兄さん!今日は一件いかがですか?」と声をかけられる。
100m程歩きながら、ややしつこく付きまとわれる。
キャッチの注意喚起の放送を聞き、「お兄さんキャッチでしょ?行かないよ。」と断るも、
「僕はキャッチではなく、案内所なので大丈夫です。確かにキャッチは条例違反なので、NG何ですけど、案内所は絶対に大丈夫ですから安心してください!僕を信じてください!説明だけでも聞いてください!」と言われ、案内所に23時30分頃到着。
しぶしぶ説明を聞く。説明内容として、以下

・料金について:
まず、客引きの説明から
「まず、ここのお菓子無料なので、食べてください。」
「このお時間なら3,000円でご案内できます。」
「お兄さん達は飲み放題です。」
「但し、女の子の飲み物代は別でいただきます。」
「延長は追加料金等は別途かかります。」
⇒以下やり取り
(私たち)「じゃぁ、1時間女の子に飲ませなければ一人3000円で遊べるって事?」
(客引き)「その通りです!ただ、女の子の注文は別料金です。」
(私たち)「だから、1時間女の子に飲ませなければ一人3000円だけで遊べるって事?
(客引き)「その通りです!いかがでしょう?行きましょう!」
(私たち)「(相談)わかった。じゃぁそこまで言うから1時間だけ遊ぶよ。」
(客引き)「ありがとうございます!では、お店に確認の電話入れます。」
(客引き)「(電話を終えて)それではご案内しますんでついてきてください」
しばらく歩き、
(見回りの人?)「こら!キャッチするんじゃねーぞ!!」
(客引き?)「あ、自分案内所の人間なんで。」
(私たち)「(お互いに向けて)大丈夫かね?」
(客引き?)「大丈夫ですよ!行きましょう!行きましょう!」
(客引き?)「着きました!ここです!(店側の店員に向けて)このお客様方、3000円でよろしく!では、楽しんでください!ありがとうございました!」

この時点で23時40分頃。次に、店側とのやり取り
(店員)「いらっしゃいませ。すぐ女の子着きますので、座って待っててください。まず料金の説明なんですが、御一人様1時間3000円で、女の子の注文は別料金となっています。後はメニュー通りになっていますので、よろしくお願いします。」
(私達)「3000円で良いんだよね?」
(店員)「はい。女の子の注文は別ですけど。後延長料も。」

私たち側の確認は以上で、女性スタッフ2名が席につく。普通に会話を楽しみ、女性スタッフのドリンクを1杯ずつ注文。1時間が経ち、店員が延長の有無を聞きに来る。以下、店員と私たちのやり取り
(私達)「延長はしないので、帰ります。」
(店員)「それでは会計をお持ちします。」⇒14万円
(私達)「おー、これはどういうことですか?」
(店員)「は?お客さんメニュー見て飲んだんでしょ?自分でメニュー確認してくださいよ」
(私たち)「どこ?」
(店員)「これですよ。これ!」
(私達)「(テーブルの上に小さなメニューが。氷を入れる容器の裏に隠れていた)え?こんなの確認できませんよ?それに渡されていないじゃないですか。」
(店員)「は?でも飲んだんでしょ?メニュー確認してって言いましたよね?あなたたちはそれを承知で飲んだんでしょ?であれば請求させてもらうのは当たり前でしょ!!」
(私達)「僕らは1人当たり3000円として入ってきましたよ。それ以上の金額は払えませんよ。」
(店員)「払う払わないじゃなくて、払わないと無銭飲食ですよ。払ってください」
(私達)「じゃぁ、警察交えて話しましょう。あなた達の態度が怖いので、話をしようにも、ここで話し合いはできそうにないようですし。」
(店員)「おいおい、今から交番行ったって無駄ですよ?警察はあんたらみたいなのは相手にしないよ。大体メニュー確認してんだろ!?」
(私達)「ですから、私達は1時間3000円と聞いて入ってきて、あなた達も了承したじゃないですか。私達を連れてきた人呼んでくださいよ。」
(店員)「呼ぶ必要なんかないんだよ!呼ぶ必要なんか!!」
(私達)「であれば、警察の前で話しましょう。逃げるつもりもないので。ただ、あなた達の態度が怖いので、お願いですから警察の前でお話できませんか?僕らから呼んだほうがいいですか?」
(店員)「わかったからとっとと行くぞ!」
⇒と、交番へ。警察前でのやり取りは後述に記載します。

(5)店舗状況について
・約席の広さは約30畳くらい(?)
・ソファー席。詰めれば30人強は入りそう(?)カウンター無し。
・当日の従業員について
男性スタッフ:4名
女性スタッフ:5名(全員席につく人)
・店舗内の雰囲気:
やや明るめ。全員の顔は見える。音楽は小さめ。声は聞こえやすい
・他のお客さんは私達の他に1名。(別途、2名来店したが、席に着く前に店を出て行った。)
・入り口の料金表は未確認
・壁の料金表は無し
・テーブルに料金表はあったが、氷を入れる容器に隠れていた

(6)入店して、この店はなんかやばいぞ、いうような感じはありませんでしたか?
特に無し。しいて言えば、サービスを受けている最中に、2名来店したが、席に着く前に店を出て行ったので、少し変かな?という印象。しかし、1名飲んでいたので、あまり気にも留めず。

(7)お店でのサービス内容、飲食の内容として
・ボックス席にすわって、女の子が2人ついて、各1杯の注文。ドリンクの名称は言われず。いたって普通のキャバクラ。もう一杯おねだりされたが、3000円で入ってきているくらいお金にはあまり余裕はないと伝え、お断り。
・滞在時間は1時間。
・女性スタッフの特徴として:私側と友人側で以下に記載
(私側)
1人目。ショートカットの女性。髪の色は焦げ茶。ビジュアル系バンドの美容師をしているとの事。ピアスの数が多く、自身の誕生日月(11月)と同じ11個だそう。3日前に舌にピアスを開けたばかりで会話がしにくいと言っていた。会話の内容はピアスの話のみ。

2人目。ショートカットの女性。髪の色は焦げ茶。黒い服を着ていた(ドレスではない。)昔、津田沼のキャバクラで働いていたとの事。私の友人とどのような関係か聞かれ答える。会話の内容は覚えていないが、ドリンクを二人分頼んで良いか聞かれる。友人と相談し、1杯のみOKと答える。少し話、「もう一杯!」といわれるも先に述べたようにお断り。

3人目。セミロングの女性。髪の色は焦げ茶。黒い服を着ていた。体格が少し大き目の女性。会話の内容は忘れました。

(友人側)
1人目。ロングヘアーの女性。髪の色は黒。服の色は緑色。こちらも舌にピアスが空いている。会話の内容は不明。

2人目。ロングヘアーの女性。髪の色は黒。服の色は黒。会話の内容は不明。

・退店を決めたタイミング、きっかけは、入店後1時間で、店員から延長の旨を打診されたタイミング。「延長はしない」と伝え会計。
・サービスの最中は、ほかの男性従業員などとは接触無し。
・伝票、領収書の記載内容については後ほど添付ファイルとしてお送りいたします。

(8)法外な請求について
・正当な金額として。総額2万円が妥当と考える。理由として、滞在時間は1時間。呼び込み時の説明のセット料金0.6万円(@3000*2)、女性の飲み物代1.4万円(@7000*2)
・以上の事から私達は法外な請求ということで拒否をしました
・具体的には、まず友人が店側に対し、呼び込みのセット料金を主張
・次に、私自身の主張として、女性の飲み物代については(納得はいかないが概ね)合意すると主張
・一方、店側の主張(店長)としては、あくまでセット料金は3000円にしてある
・しかし、その他サービスについては別料金
・女性の飲み物代の合意など当たり前で話にならない
・さらに言えば、法律上説明義務など店側にはない
・店がどのような料金形態で営業し、客側がそれを納得できなかろうが店側としては額面通りに請求する
・こちらの抗議に対して、対応していたのは男性スタッフ1名(店内)と店長(交番前)
・店内店外共、双方ともに同じスタンス
・店全体のなかでの位置関係として
 出入口との距離:約15m(店内中央部)
 当時の入り口状況は確認できず
 店員には囲まれていないものの、終始高圧的な態度
・交番に行く旨を伝えると、「行っても無駄だからな!」大きな声で言われるも我々側が強引に交番前へ
・退店後、交番新宿駅東口交番へ到着(経路は通常)

(9)交番、警察署の対応
・25時頃到着。滞在時間約5時間
・到着時状況:私、友人、店員*2名の合計4名(後に店長と名乗る人物が登場で+1名)
・交番へ状況を説明:以下
 【我々の主張】ぼったくり被害に遭った。金を払わないつもりは全くなく、妥当と思える金額なら支払をして帰りたい
 【店側の主張】店としては請求通りに支払ってもらわないと困る。金額を下げるつもりは全くない
 【交番の見解】民事介入はできない。双方で話し合って解決してくれ

以下、やり取りの詳細
(友人)「ぼったくり被害に遭った。明らかに金額が高すぎる。3千円/1hと聞いて入ってきたのに、合計金額が14万円はいくらなんでも高すぎる。おまわりさんこれは不当請求ではないでしょうか?」
(店員)「だからセット料金が3千円になっているでしょう。おたくら無銭飲食で訴えますよ?」
(警察)「(我々に向かって)ごめんね君たち。警察は民事介入できないから、双方で話し合ってください。特に事件性が無い事には我々も動けないんでね~。」
※この時の警察の印象と状況※
非常に手慣れた様子で『あぁ、こっちもか』という温度感。気付けば周りにも4組程同じような被害者が交番に集まっている。
(私)「なんかあちらこちらでもめてるみたい何ですけど、このような事は日常茶飯事なんですか?」
(警察)「まぁ、お兄さんたちだけじゃないね。でも警察は民事介入できないから」
(私)「おまわりさんがいるだけでも怖い思いしなくて助かるんですが、何かこの状況を解決できる方法はないでしょうか?」
(警察)「ん~、まぁ早く帰りたいなら、①あなた方が正当だと思う金額を相手に伝えて納得させて、お金払って帰るか②連絡先を伝えてここでは支払わず後日裁判をするか③弁護士を呼んだら?」
店長と名乗る人物が登場。対応していた店員らは店?に戻る
(店長)「こっちは裁判でもなんでも構わない!ぐだぐだ言ってないで払うのか裁判するのかどっちだ!?その代わり免許証ともう一つ連絡先が解るもの用意しておけ!こっちも逃す気はねーんだからな!」
(友人)「いやいや。オタクらが明らかにおかしい金額を請求してるからこんなことになるんでしょうが。」
(店長)「何がおかしい金額だ!ウチは料金も明示してんだろ!そもそもこっちは説明義務なんてねーんだからな!お前らが勝手に飲んで金つかったんだろ!受けた分のサービス料はしっかりと払ってもらわないと困るんですけど!!さらに言えば、店内のカメラと録音データがあるんだから、おたくらが『知りません』といっても証拠はあるんだからな!ねぇ!おまわりさん、僕がここでパソコン持ってきて今までも説明した事有りますよね?」
(警察)「そうだね。」

※この時の警察の印象と状況※
どうやら店長との面識は有る様子。店側の主張を否定するわけでもなく、かといってこちら側の主張を通すように誘導させるキーワードも出てこない。あくまで中立。というより、店側に少しおちょくられている感じ。

(友人)「そんな見えにくい所にあって、何が『説明した』だ!それに案内所の人間が一人3000円と言っておたくらが了解したから店に入ったんだ!それに対しての請求がおかしいから『おかしい』と言っているのに何を言ってんだ!」
(店長)「だからここにセット料金3000円と書いて有るだろうが!良く見ろよ!」
(私)「だから見えにくい所に。。。」
(店長)「だからじゃねーンだよ!説明義務なんて無いっつてんだろーが!」
⇒と平行線は変わらず。埒が明かないのと、少し疲れたので、交番の前でそのまま休憩させてもらうことに。友人はスマホで色々と調べ、私は警察の方と以下のやり取り。
(私)「非常に困りました。あちら側の主張は実際裁判を起こして通るものなのでしょうか?」
(警察)「う~ん。裁判してみないと何とも言えないよ。」
(私)「実際弁護士が駆けつけたケースはありますか?」
(警察)「ほとんど無いね。駆けつけたとしても、タクシー代と弁護士費用がかかって結局請求された金額よりも高くつく事がほとんどだと思うよ。」
(私)「こういうケースで警察が注意とか、指導はされないのですか?」
(警察)「歌舞伎町の放送は聞いた?『キャッチについて行くな』って。」
(私)「聞きましたけど、案内所の人間だと言っていましたので、ついて行きましたよ。」
(警察)「ふ~ん。で、お兄さんならいくらだったら払えるの?」
(私)「少し考えてみます。」
以下、私と友人の見解
①店に入ったのは事実
②1時間3000円というものは、セット料金の項目で計上されている
③一方で、テーブルチャージ等の金額8万円が明らかに高い
④また、TAX40%(4万円)というものも高すぎる
⑤女性に飲み物を飲ませたのは事実なので、これはOK1.4万円(@7000*2)
⑥しかしながら、有る程度であれば『勉強代』としても良いか?
⑦であれば、最悪④と⑤をそれぞれ半額にして、合計金額6万円で手を打とう
⑧しかし、それはこちら側が交渉する『最悪』のケースであって、もう少し方法を考えよう。

※この時の警察の印象と状況※
協力的でもなければ、ほぼ『無関心』といったところ。
⇒その間店長においては
「早く払って帰りなよ~」
「ウチも商売なんだからさ~」
「裁判起こすならおこしてよ~」
「早く決断しないと時間の無駄だよ~」
「あ~おなか空いたな~」
等と、少し楽しそう?にしている

(友人)「(店長へ向けて)僕らも無銭飲食はする気はさらさらないのですが、やはり当初聞いていた金額とかけ離れすぎているので、困っています。そこで、僕らを連れてきた人も交えて話しましょうよ。」
(店長)「は?関係ねーから、そんなもん。キャッチと話したければここを払ってお前が見つけてこい!」
(友人)「知らない事は無いでしょう?だってそういう契約で客引きを雇っているんでしょう?誰が連れてきたかもわからないのに、僕らの上がり分は誰がどうやって払うんですか?」
(店長)「こっちは案内所に一括で払ってるから誰が誰にとかは無いんですよ。」
(友人)「それもおかしな話ですよ。とにかく客引きの人間を呼ばないことには話になりません。」
(店長)「こっちは話になるならないの話をしてんじゃ無くて、払えっていってんだよ!」
(私)「払うと言っているじゃないですか。そのために料金を納得する金額でお支払いしたいとお願いしているのですが。」
(店長)「だからキャッチの人間は関係ねーって言ってんだろさっきから!」
(私)「関係あるんです。関係無ければおたくの店に入っていませんから。とはいえ、入ったのも事実ですから、当初約束されていた金額と乖離の無い金額を提示してもらえませんかね?」
(店長)「店に入る前からの事なんてしらねーよ!早く払え!」
(友人)「ではなぜ3000円なのですか?通常のセット料金はいくらですか?」
(店長)「わかった!わかりました。じゃぁ12万円!12万円で手を打とう。これ以上はウチも利益が出ないから12万円」
(私)「いやいや、それでも高いですよ。だって一人3000円と聞いて入っているんですよ?」
(店長)「だからこれ以上は安くできないって言ってるでしょ。12万円!12万円じゃなきゃ話にならない」
(警察)「12万円でも高いよ。もうすこし安くしてやんなよ。こんだけ頑張ってんだしさ。お兄さん達もはらうんだろ?」
(私)「そうですね。もう少し安くなればまた来たいと思います。」
(警察)「ほら、店長。あと少しだけ頑張ってやんなよ。」
(店長)「え~、嫌ですよ~僕らだって商売ですよ~。12万円!12万円!12万円!。。。」

※この時の警察の印象と状況※
たまに離場を離れたりするが、会話は聞いている様子。特にアドバイスも無いがこちら側に同情はしている模様。おそらく、店長側の譲歩がセンサーとなって会話に入ってきてくれたと察する。

(店長)「わかった!じゃぁ、じゃんけん!じゃんけんでお客さんが買ったら10万円。負けたら14万円!これでどう?これで後腐れなく帰れるでしょ?ね?おなかも空いたし、もう4時間以上はここにいるよ。もうお互いじゃんけんして決着をつけよう!」
(私)「勝って10万円でも高いですよ。勝ったら3000円にしましょう。それで有ればやりますよ。」
(友人)「そうだね~。勝ったら3千円。負けたら6万円であればやります。」
(店長)「お客さんら話にならねーよ。ほんと。うちは12万円でも利益がでてねー勝負をしようって言ってんだ!10万円なら赤だ赤!3千円?6万円?おたくら歌舞伎町でその金額で飲めると思ってんの?」
(私)「はい。そう言われて来ました。おたくの利益構造は少し解りませんが、3000円で受け入れた以上そこは店長。お願いしますよ。」
(店長)「できませんね~。じゃぁ、じゃんけんで12万円か10万円!もうこれで精いっぱい!これ以上はダメ!」
(友人)「やっぱ少し電話してきます。本当に裁判するしかなさそうです。」
(店長)「あぁ、こっちはそれでいいよ!手間がかかった分きっちり請求するからな!ただ、こっちの時給は高けぇぞ!説明した証拠もちゃんと有るんだからな!5分以内に終わらなかったら14万円だからな!」

※この時の警察の印象と状況※
笑顔で様子を見ていた。交番にいるという安心感で話し合いができる状況。蛇足ではあるが、交番にいた内の1組が全力で逃げようと試みたが失敗に終わる。さらに、向かいの中華屋では強面の人間と若い男性が店内に入り何やら囲まれている。こういった意味では、交番の前で話し合うのが一番いいと思った。しかしそれ以上は全く期待できない。味方でもなければ、敵でも無い。心のどこかで『落胆』は残る。

(友人)「ダメだ。どこも電話繋がらないや。」
(私)「そうか。残念だね。」
(店長)「お~やっと終わったか!ほら!早く14万払いなさい。」
(私)「いや、じゃんけんですね。」
(店長)「は?5分で決断しなけりゃ14万で言ったでしょう。」
(私)「そういわれても、僕らも初めての体験なので、5分で決断を下すにはあまりにも難しいです。お金はお支払いしますが、6万円と12万円のじゃんけんでいかがでしょうか?」
(店長)「できるわけねーだろ!ほんと何言ってんの?僕はねぇ、おたくらのお願い毎ばっかり聞いてきたよ?ねぇ?本来で有れば裁判で争ってもいいんだよ?それに、外にまで連れ出してさぁ!4時間?5時間?こうしていたらいくらになると思ってんの?」
(私)「ここは店外なので、解りませんが、お願いします。6万円と12万円のじゃんけんでいかがでしょうか?」
(店長)「だからできねぇっつてんだろ!14万か10万だ!」
(友人)「なんとかお願いします!」
(店長)「だから。。。」
(私)「お願いします!!」
(警察)「ほらほらこんなに頭下げてんじゃんか。もうスパッと値引いてやれよ!6万?6万なら払うんだろ?」
(私&友人)「もちろんです。」
(店長)「無理無理無理無理!そんなの無理ですってー」
(警察)「いいじゃねーかよ~!そこは男気でズバッと!」
(店長)「僕らも商売ですよ~10万円か14万円のじゃんけんですってー!ほら!最~初~はグー!」
(私&友人)「(無視。頭を下げる)」
(警察)「ほら、頭を下げてんだからさ~」
(店長)「無~理!無理!無理!無理!じゃぁ、じゃんけんでお客さん勝ったら10万円、負けたら14万円。じゃんけんしないなら12万円!これでどう?」

※この時の警察の印象と状況※
警察のバックアップ(?)もありながら店長側からの譲歩案が出る。しかし、依然金額は我々の交渉する最悪のケースにすら届かず。とはいえ、暴行は一切受けず。強い言葉尻で支払を要求されるも人間同士の会話として成立した。警察の効果は少なからずともあると感じる。

結果。じゃんけんはせず。合計12万円を支払う事でしぶしぶ合意。ATMに行って現金をおろし支払完了。財布から5万円。ATMでおろした現金20万円の内7万円。領収書受領。5月1日AM6時頃に解散。

(10)交番に突き放された後におこったこと
交番は終始無関心。一方で、話し合いが解決しそうになった時には会話に入ってくる。おそらく「値引き」「払う」「連絡先」「裁判」「弁護士」あたりのキーワードがセンサーになっていると感じる。(『この場は一旦解決』の確度が高いから?)別の場所に連れて行かれる等ということは無く、終始押し問答が続く。

(11)青島先生への質問
①相手側が客に「メニューを見せた」という証拠が本当に存在していた場合、裁判を起こしたらやはり客側が負けてしまうのか?
②また上記に裁判に使用される証拠は最低どのような証拠が有効か?(ex:写真、動画(音声無しでも可)etc…)
③裁判をしても、請求された金額以上に費用がかかってしまうものなのか?
④また、③にかかる諸費用は請求できるか?

歌舞伎町ぼったくり被害|青島の感想

ぼったくり被害現場での会話の雰囲気(被害者・警察官・店員)を堪能していただけましたでょうか。
もし自分が被害者だったとしても、ここまでの切返しができるかどうか。
この被害者の方々の会話能力、知力、胆力はかなりのものだと思います。
それでも話が通じない相手と延々と続く消耗戦につかれて、最後にはほぼ言い値を払っての決着です。
本当に悔しい。
ここは警察官こそが、双方話がつきそうにありませんね、仕方がないので、あとは店が裁判するなり、後日請求するなりするしかないですね、はい解散!とその場で舵取りさえすれば10分とかからずその場はお開きになるのです。
それをやらないから、これだけ反論能力のある被害者であっても、結局こうなってしまうということがよくわかる事例です。
この被害事例をぜひ何度でも読んでみてください。
あなたなら払わずにちゃんと帰ることができるでしょうか。。

ちなみに(1)
私だったら、自分の住所氏名を店側に明かして、後日決着をつけましょうということで帰るつもりです(もう聞き飽きましたか)。
交番のお巡りさんには、店側に住所氏名を明らかにしましたので、あとはせめて無事に帰れるように調整してください、後日決着をつけようといっているのにああいえばこう言うような感じで店員が会話をおわりにしてくれない、私達を解放してくれない、これはおかしいでしょう、等々伝えて、とにかく帰るようにします。
ついでに店側の情報(経営者氏名、会社名、住所、店員氏名、住所)も開示するよう、店を説得して下さい、ともお願いします。
これまでの交番対応を見聞する限り、少しでも店側に不利益になりそうな言動は絶対しませんので、あまり期待できるものではありませんが、いうだけはいうつもりです。

ちなみに(2)
警察官がおそれているのは、被害者ではなく、店側から公平に扱われなかったと突き上げられることなのです。そのためには被害者を泣かせてでも、無色透明な第三者を演じきるというのが、交番のお巡りさんの現状です。
結局警察官の保身が最大の原因であると。私はこのように結論づけました(2014.5.4時点)。

ちなみに(3)
上記ご報告末尾にある被害者の方からのご質問には、私から次の通りの回答(メール)をしております。

①相手側が客に「メニューを見せた」という証拠が本当に存在していた場合、裁判を起こしたらやはり客側が負けてしまうのか?

客が裁判を起こすというのは、支払ってしまった代金の返金を求める裁判となります。
この場合は、一旦払った代金についての合意が実は成立していないだとか、詐欺・脅迫があったためやむなく払ったという主張をしていくことになるため、その主張・立証責任がすべて客側に負わされます。その意味で敗訴するリスクはそれなりにあると考えます。
但し、こちらが支払を拒みきって帰宅して、店側から払えとの訴えを起こされた場合、どんな代金の合意があったのか、メニューをわかりやすく表示していたかどうかについては、すべて店側が主張・立証責任を負うことになります。
この場合、例えば★★さんとご友人がメニュー等わかりやすく表示されていなかったと主張し続ければ、その点についての証明がないとして、店の訴えが棄却される可能性も十分あると考えております。
私のところだけでも、アイリスの被害事例は★★さんのケースを含めて5件ありますので、その被害者が協力してみなで裁判をおこす(又はそれぞれの裁判で証人として協力する)ようなことをすれば、皆一致して料金表が隠されているようにおいてあったこと、客引きから説明をうけて入店したこと、店員の言動など共通した話をすると、供述を相互に補強しあってこちらの言い分が真実と認定されることだって十分あると考えます(店側の敗訴、客側の勝訴)。

②また上記に裁判に使用される証拠は最低どのような証拠が有効か?(ex:写真、動画(音声無しでも可)etc…)

写真や動画があればベストですがなかなかないので、難しいのです。水掛け論になりがちですので。
上記①で述べたとおり、同じ店舗でもほかの被害者の方々がおられますので、店のやり口について相互に証人として協力し合えば、勝訴しうる可能性は高まるものと考えております。

③裁判をしても、請求された金額以上に費用がかかってしまうものなのか?

弁護士費用は弁護士さえ使わなければかかりません。
弁護士をつかわなければ、裁判自体にほとんどお金はかかりません。

④また、③にかかる諸費用は請求できるか?

自分が依頼した弁護士費用を請求すること自体はできますが(裁判上請求するのは自由)、満額を相手に負担させる判決文がでることは皆無です。いいとこ認定される損害額の10%の額が弁護士費用として認定される程度(私はこれは裁判制度、裁判の運用がおかしいと思っています。が、現実はそこまで被害者保護になっておりません。)。

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青島 克行

青島 克行弁護士・保育士・宅地建物取引主任者

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こんにちは。
ぼったくり被害に関する情報提供と皆さまとのコミュニケーションのために、このサイトを運営しています。
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静岡県静岡市出身
昭和50年9月17日生
 弁護士(東京弁護士会、登録番号31776)
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    20150226(木)東京スポーツ(東スポ!)にコメントさせていただきました。 さすがは東スポ…
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    2015-3-3

    フジテレビスーパーニュースでコメント(音声)させていただきました。

    20150225(水) フジテレビスーパーニュース(夕方の番組)でコメントさせていただきました。 …
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    2015-3-3

    日刊スポーツ、サンケイスポーツにコメントが掲載されました。

    2015年2月25日(水)の日刊スポーツ、サンケイスポーツに私のコメントが掲載されました。 CLU…
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    2015-2-24

    日刊スポーツにコメントが掲載されました。

    2015年2月23日(月)の日刊スポーツに私のコメントが掲載されました。 歌舞伎町ぼったくり被害|…
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    2014-12-5

    NHKニュースウェブにコメントさせていただきました。

    2014年11月28日(金)夜11:30~放映のNHKニュースウェブにコメントさせていただきました。…
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    2014-12-5

    週刊アサヒ芸能にコメントが掲載されました。

    2014年末忘年会特集ということで、ぼったくり被害と予防についてコメントさせていただきました。 1…
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