歌舞伎町ぼったくり被害相談室(当サイト)が誕生した理由

平成26年7月以降、なぜか私の事務所に夜間新宿歌舞伎町の交番前にいるという男性からの電話が頻繁にかっかってくるようになりました。

平成26年9月、あまりに電話が減らないので、フェイスブックには次のような投稿をしました。

またうみとそら法律事務所ホームページでも、ほぼ同内容の文章を掲載して、注意喚起(というか事後にみても注意喚起にはならないのだが)をしました。

平成26年11月、あいかわらず同じような電話が週3回はかかってきます。

大半の方は当日の電話のみですが、二組の方が、実際に来所相談にお見えになりました。

被害金額の取り戻し、慰謝料、カード会社と戦う(といっては語弊がありますが)方法如何など、

費用対効果でみてしまうと悩ましいご相談です。

手間ひまかけてまで回収してもなぁ。。まして弁護士費用なんて。。とあきらめるには絶妙の金額設定でぼったくり、

警察も対応しない、被害者も泣き寝入りでは、ぼったくり稼業こんなにいい商売はないということになってしまいます。

ぼったくり(キャッチ→入店→多少の飲食→過剰請求→無理やり支払わせる、帰らせない、カードや免許証を財布から奪う、ださせる)は、明らかに犯罪です。

警察はきまって民事不介入といってとりあわないようですが、それは全くの嘘です。

ぼったくり被害者が交番や警察署まで救いを求めてきているにもかかわらず、なぜ警察官が彼らを助けようとしないのか、

その理由のようなもの(正しい理由ではない)はなんとなくつかめてきましたが、

だからといって現状追認が正しいわけでは断じてない。

被害者が受けた惨めな仕打ち、いわれのない仕打ちは本当にやるせないものです。

実際に現場に居合わさなければわからないでしょう。この悔しさは。

私は、日々の情報収集、注意喚起をすることで少しでも、同種の被害に会われる方をなくしていきたいと考え、このサイトを開設しました。

また不孝にして被害を受けてしまった方々のうち、告訴を厭わない戦う勇気のある方のためには、できる限りのことはさせていただきたいと考えています。

勇気ある被害者が集まれば、警察の対応を変えていけるものと信じています。
(今のままでは当日相手にしてもらえず有耶無耶になって終わり、そして新たな被害者が今日も発生の繰り返し)。

ひとりの力は弱いものです。

集団の叡智を結晶させましょう。

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青島 克行

青島 克行弁護士・保育士・宅地建物取引主任者

投稿者プロフィール

こんにちは。
ぼったくり被害に関する情報提供と皆さまとのコミュニケーションのために、このサイトを運営しています。
コメント、メッセージをお待ちしております。

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コメント

    • 山田じろう(仮名)
    • 2015年 2月 13日

    青島様

    2/11・2/13とお電話をさせて頂いたものです。その節、大変ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。

    被害報告をさせて頂きます。

    私は20代会社員、東京在住ではありません。

    2/11 21:30ごろ  
    新宿歌舞伎町にてキャッチに声をかけられ、私は「無料案内所に依頼するのでいりません」と話しました。
    するとそのキャッチは無料案内所の人間であると話し、確かに案内所の中に誘導されました。
    案内所は「★★★★」でした。
    私は時間も時間であったため、「適当に閉店近いところ」をお願いしました。
    案内されたお店は50分で9000弱のセクキャバ サービスで女の子のドリンクを1杯つけるというものでした。
    その条件で了承し、案内にお人について行くと、店の前で店員さんと誘導を交換しました。

    お店に入ると下半身以外は触っても良いという説明だけで席に案内されました。
    すぐに一人目の女性の方が席に付き、その女性のドリンクをお願いしました。
    するとすぐ飲み干し、追加の注文をしました。(私自身それを許可しました。)
    その後からドリンク(ビールの様なもの)にチェイサー?ウーロン茶のようなもの追加されるようになりました。
    トータル3人の方が席に付き、4人目が見られたところで、時間がすぎていることに気付き、帰宅するむねを伝えました。飲み物はトータルで18杯になりました。
    女性との会話の中で職業や収入・実家や現住所などを大まかではありますが答えました。

    お店の入り口で会計を見ると¥200200といわれ、ぼったくりであることに気付きました。

    その場で警察に電話しましたがつながらず。
    営業妨害であるとはなされ二人の店員と店外に誘導されました。

    明細の詳細は覚えていませんが、自動延長システムを採用しており、1:40ほどの利用時間となっておりました。確かにその程度の時間は過ぎていました。その延長料金や飲み物代がそもそも高く設定されていました。

    店外で今から銀行でおろすか、キャッシュカードだせなどといわれ、拒否していると、別の人が来て、会話に加わりました。
    後から来た人は、法律に詳しいらしく、風俗営業の許可をもらっており、店の入り口に料金表提示している(このとき始めて料金表を見せられる)。料金表は希望がなかった・入り口に掲載しており確認しないのは客が悪いとのこと。金額は店側が決められるもので相場なんてものは通用しないとのこと。その後から来た人は時給が発生して別のところから今来ているとのことでした。このときに料金表のコピーを渡されました。

    その後警察と連絡が付き「ぼったくりという名目でよんでしまった。」、交番で話し合いに、その際に過呼吸になってしまい、しゃがみ込んでしまいました。その際警察は店員と離して落ち着く時間をくれました。
    その後話し合いが再会し、弁護士を依頼しようとしたのですが、祝日ということもあり、どこもつながりませんでした。
    手持ちが4万であり、それで許してほしいと話したのですが破談。口座は2万しかないと話しましたが、後日請求書を送るから免許証を出せとのこと。
    暫く弁護士を捜していると、警察の方がしびれを切らし、「こっちの人は話をしているのに、あなたは携帯ばかり見ている。話し合って解決してほしい」と突き放されました。
    店の方も弁護士を呼んでやると話しましたが、信用出来ず拒否しました。
    最終的には手持ちの4万1千円と免許証のコピー(カラー)をとられ、電話番号を交換し、後日請求書を送るということで解放されました(念書などは書いていない)が、免許書のコピーを撮られたのが不安で、再度電話し、9万円を引き下ろし、これでコピーの返却と、今後関わらないという一筆を書くよう依頼し、相手も了承されました。

    9万円を支払うと131000の領収書とその裏に一筆書いたものを渡してもらいました。その際に、免許証のコピー持ってきているということでがなかなか返却されず、かなり時間を待たされ後で返却してもらいました。このとき料金表のコピーの返却を迫られ、返却しました。後で気付いたのですが、領収証に日付・宛名但し書きの記載がありませんでした。

    この辺りで携帯の電池が切れてしまい、今後の対策は手詰まりとなりました。

    自宅に帰宅し、免許証のコピーのによる悪用があることを知り、本人申告登録申請に関わる手続きをしましたが、警察では受理番号はまだ解らない、当直のものが現在休暇となっており、後日かけ直してほしいとのこと。またしても手詰まりです。

    お店の名前は★★★★です。

    不躾ではございますが、今後起こりうることと、その対策などを教えて頂けると幸いです。

    長々と稚拙文章、申し訳ありませんでした。

    ぼったくり対抗へ本気で取り組もうしている先生や、その他の投稿されている被害者の会に参加されている方。心より応援しています。頑張ってください!

  1. 山田じろう(仮名)様

    店名などの情報は、ご希望のとおり、すべて伏せた上で掲載させていただきました。
    現時点で私からお伝えしたいことはメールでお伝えしたとおりです。
    このたびはありがとうございました。

    • 山田三郎(仮名)
    • 2019年 3月 19日

    お世話になります。
    本日2度キャッチの勧誘にあいました。
    1度めは、「1時間後に起きれたら行くから、眠いから寝かせて」と断り事なきを得たのですが、朝起きて2度目に突然キャッチから「店に来て」と声をかけられたのです。
    当然、こちらも拒否したのですが、そのキャッチに「店に行くだけでええから来いや。」「しばくぞ。」などと暴言を吐かれました。とりあえず行くだけ行くからとその怖いキャッチから逃げたのですが、お店まで付いていったところ、なかなか返してもらえず、「1500円だけ払ってくれたらいいから。」と言う言葉に騙され、1500円払ってしまいました。
    そしてお酒を飲んでお会計をしたのですが、40万円唐突に請求されました。そんなお金を持ち合わせているわけでもなく、怖くなって逃げてしまいました。そして逃げたところを捕まえられ、殴るだのなんだの脅されました。警察に行こうと言っても取り合ってもらえず、店に軟禁され払うように脅されました。結果的になんとか4万円だけ払って逃げてきたのですが、正直腹が立ちます。何とかして取り返せないでしょうか。

    • 青島 克行

      災難でした。
      状況がよくわからない面もあるのですが、これが事実であれば、メチャクチャな話ですね。
      単なる架空請求、単なる過剰請求で、犯罪としての工夫もなにもない、やり口です。
      こちらに恐怖を感じさせて、無理な要求をしているだけという。

      店側の人間は、暴行罪、監禁罪、傷害罪、恐喝罪という刑法犯で逮捕されてもいいような話ですが、このような話を警察がすんなり信じてくれるわけでもなく、警察にいっても、ろくな対応をしてくれないこともありえます。
      しかし、それでもなお、警察に被害届を提出しに行っていただきたいと思います。

      お金の取り戻しは、事実上、難しい面もありますが、それはそれとして、悔いを残したくない、できるところまでがんばってみたいということであれば、やれることはなくはないものです。
      本気でのご相談ということであれば、有料となりますが、来所での法律相談をご利用ください。

      このたびは災難でした。
      私も悔しいです。

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弁護士の紹介

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青島克行(→プロフィール

私宛のご質問と回答はask.fmで公開しています。
静岡県静岡市出身
昭和50年9月17日生
 弁護士(東京弁護士会、登録番号31776)
 保育士(東京都)
 宅地建物取引主任者(東京都)

メディア掲載等

  1. 2015-7-12

    TBSラジオ「渋谷和宏・ヒント」に出演します。

    最近、更新がさぼりぎみでスミマセン。 7/13(月)TBSラジオ「渋谷和宏・ヒント」という番組に出…
  2. 2015-3-3

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