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歌舞伎町ぼったくり被害|「CLUB Cenote」 東京都新宿区歌舞伎町1-3-5相模観光ビルB2
- 2015/2/9
- ぼったくり被害体験談
- コメント:2件
20140203(火)のぼったくり被害についてのご報告です。
新宿歌舞伎町ぼったくり被害|「CLUB Cenote」 東京都新宿区歌舞伎町1-3-5相模観光ビルB2での事例
歌舞伎町ぼったくり被害者様からのご報告
こんばんは。2月5日(木)午後4時頃にお電話にて相談をさせていただきました、★★★★と申します。
お電話でも大まかな説明はさせていただきましたが、改めてメールにて詳細な報告をさせていただくためこうして筆を執らせていただきました。
文章をまとめるのがひどく下手なため稚拙な長文になってしまいましたが、お時間のある時に目を通していただき、アドバイス等があれば教えて頂ければ幸いです。はじめに私自身について軽く紹介を。
名前は★★★★、★歳の大学生です。普段は★★に住んでおり東京へは4日間ほどの観光のため訪れていました。これまでの人生でぼったくり被害はもちろんとして、キャバクラや風俗などいわゆる夜のお店には全く縁がありませんでした。それでは当日の状況について詳しく説明させていただきます。
まず、被害に遭った2月3日ですが、18時頃から友人と二人で酒を飲んでおり、その後20時頃に一人で歌舞伎町へと移動したのですが
まだ酔いは醒めていない状態だったのだと思います。
歌舞伎町へは、京都への帰りのバスを待つ暇つぶしとして、気になっていた「ロボットレストラン」を見に行くつもりでした。
実際にお店の前に行き外観を眺めていたところ、キャッチのお兄さん(背は170cm程だががっちりとした体格)に声をかけられました。
「何をお探しですか?」と聞かれたためロボットレストランに興味があるとの旨を伝えたところ、ロボットレストランは高い、料理の質が低い、外人の観光客向けなのでオススメしない等ネガキャンのようなことばかりを聞かされました。代わりにキャバクラはどうですか?と聞かれましたが、ここに来る前にお酒を飲んでいたことや、その日のうちに京都へバスで帰るということも説明して「もうお酒はいらないです」と返事をしました。しかし、その後もキャッチはしつこく提案をしてきたため、財布の中身(7000円程しか入っていませんでした)を見せ、これで足りるのでしたら…と折れて1時間5000円お酒なしという口約束だけをしてお店に入ることにしてしまいました。(ここでしっかりとキャッチを振りきれなかったのが最大の失敗でしたね…酔いや寒さもあったとはいえ自分の判断力の低さに不甲斐ない思いをするばかりです)連れて行かれたお店は
「CLUB Cenote」
東京都新宿区歌舞伎町1-3-5相模観光ビルB2
TEL:03-6380-3646
です。入口にはボーイが一人立っていて、モンダミンでのうがいと店内での注意(キャストが嫌がる行為や下半身への接触の禁止)を指示されました。後になってもう一度この入口を見て気付いたのですが、ボーイが立っていた真後ろの壁にメニューやシステム料金表が貼られており、ボーイがそこを動かなければお客には料金表が見えないようになっていました。(当然自分もはじめ入店した際には全く気付きませんでした。)
店内ではソファで隣に女の子が一人つき、接触としては軽いキス、服の上からのボディタッチ、私の手を引っ張って胸を触らせるということがありましたが、私の方から自発的な接触は一切しておりません。また、ドリンクについては鞄から付箋を取り出しボーイを呼びつけ渡していました。この注文方法について説明はありませんでしたし、こちらにドリンクを頼んでもよいかという確認なども一切ありませんでした。自分は最初に頼んだウーロン茶1杯以外は全く頼みませんでしたが、1時間後にはテーブルに20杯近くの空のグラスが並んでいました。(1杯の量が少なく、また一度に複数杯の注文をしていたようです)
一時間ほど経つと、ボーイが来て「お客様、代金の方が高額となってきましたのでご清算の方をお願いします」と言い、荷物なども全て持って会計を済ませるよう指示してきました。
会計票を見ると¥213,070。
(内訳:セット5000円、テーブルチャージ6000円、指名料6000円、延長料15000円、キャストのドリンク代117000円、サービス料30%で44700円、TAX10%で19370円)
ここでようやくぼったくりだと気付き、ボーイに「とりあえず交番に行きましょう」と申し出て歌舞伎町交番へと移動。小柄で黒髪の眼鏡をかけた男と細見で茶髪の現代風な男の二人が付き添ってきて移動しました。ボーイには高圧的な態度などは見受けられず、交番への移動はすんなりと進んだため、拘束や恐喝などの恐怖に関しては特に感じることはありませんでした(ぼったくりへの絶望感はひしひしと感じていましたが…)。交番に到着すると、まずは警官に状況の説明をしました。
まず私の言い分としては、
1時間5000円との約束を受けていた。実際に財布の中には7000円程しか入っておらず、キャッチのお兄さんに財布を広げて見せ、それ以上の支払い能力は無いことを確認したうえでの入店だった。店内では説明もなく自分の知らないうちに勝手なシステム等を適用されており、請求額21万円のうちほとんどが身に覚えのないものである。もちろん5000円についてはしっかりとお支払するが、それ以上の請求については支払う能力もなければそもそも義務もない。次にお店側の言い分としては、
キャッチについては当店とは関係がない。事前に料金やシステム等の説明は行っている(もちろん現実にそんなことは決して無かったのですが…)。お客が食べ飲み遊んだ分の料金は当然しっかりと払っていただく、それだけの話である。最後に警察の言い分としては、
キャッチの説明や店内での説明をすべてムービーに撮って収めているとでも言うならば話は別だが、料金の説明については言った言わないの水掛け論になるため判断し兼ねる。そもそも店側に料金の説明義務は無く、この請求額について事件性は認められない。暴力や恫喝等も見受けられないとのことだったため、刑事事件としては扱えず民事不介入の原則のため警察としてできることはない。ただ、交番の前で話し合いをしてもらうことで身の安全は保障する。暴力などがあればすぐに呼んでください。とのことでした。結局、警察の方を交えて話をしたことによって進展はありませんでしたが、その後2時間半ほどに渡り交番前で話し合いを続けることとなりました。
この2時間半の内容については正直あまり正確には覚えていないのですが、主立った部分だけ掻い摘んで説明させていただきます。
・料金について
21万円の請求額だったが、とても払えないと伝えるとサービス料の30%をカットした16万円でも良いと譲歩してくる。財布の中身を全て見せ、カード等を持ち合わせていないことも伝え、それでも払えないと拒み続けると、次第に15万、10万、と値段を下げてゆき、最終的には5万円にまで請求額を下げてきた。・支払いについて
今持ち合わせがないのならば両親に電話をして用意してもらえと指示してきた。両親は△△にいるためそうすることに意味はないと説明。★★に戻れば支払いはできるということで、後日店まで現金書留の郵送で支払うようにと指示された。支払いをするという旨の念書を書くよう指示されたが、まだ自分は支払いに応じたわけではなく、弁護士を通しての話し合いになる可能性もあると説明し念書は拒否。また、私の方で本来聞いていた5000円の支払いは今この場で済ませると申し出て受け取ってもらう。・弁護士等について
支払いを拒むのならば弁護士を通じての解決策になるとお店側から提案してきた。店側には既に顧問弁護士がついているため、そちらがこの解決方法を望むのならば弁護士の名前を教え委任状(?)を提出するようにと指示された。この時点ではもちろんその用意はできていなかったため、後日連絡すると伝えこの話は終わりに。結局、バスの時間も迫ってきたため話し合いは2時間半ほどで終わりに。この時点での結論としては、
請求額は(この場で支払った5000円を除いて)5万円。郵送にて支払うか、もしくは弁護士を通しての話し合いに持ち込むかは私が京都に帰ってから電話にて確認する。猶予は1週間ほど(2/10まで?)とる。
ということにまとまりました。
ただし、その場での解決には至らなかったため、私の個人情報をお店側に渡すことに。保険証のコピーを要求されたが、それは拒み手書きのメモ(住所、氏名、生年月日、電話番号)を渡し、それを保険証とその場で見比べること及びその場で電話を鳴らすことにより虚偽が無いことを証明。その後、現金を郵送する場合のためにお店の住所等を書いた名刺を渡すとのことでお店に再度移動。名刺を受取ると同時に、「21万円ではなく5万円に書き改めた請求書」(あくまで5万円というのは口約束だったため、後になって高額の請求をされるのを恐れたため)と「本日支払った5000円分の領収書」(自分が支払うことに納得した分のお金は受け取ってもらったことを証明するため)を要求。素直に応じてくれたためそれを受け取り、店の外装等を写真に収めた後で店を出る。
当日の詳しい経緯は以上になります。駄文長文となってしまい見苦しい限りですがどうかお許しください。
2月7日の6時現在でまだお店の方から連絡は来ておりません。青島先生が仰るには放っておけばよいとのことでしたが、実際にお店から電話や催促状などが届いた場合にどうしたらよいかという点に不安が残っています。
今回ご説明させていただいた詳細をうけて、改めて今後の対応なども含めてアドバイスを頂けましたら幸いです。当方としても、青島先生や他の被害者の方、また未来の被害者の方にもお力添えができるのでしたら微力ながら尽くさせていただく所存です。
最後になりますが、メールでのご報告が遅れてしまったこと、駄文長文になってしまったことを改めてお詫び申し上げます。
どうぞよろしくお願い致します。
青島の感想
私のサイトをみながら対応してくださったようです。
ぼったくり店に不幸にも入店してしまった後であっても、彼のように根気よく対応することで、過剰請求部分の金額を払わずに無事帰宅できるものです。
本件は、
・本当に手持ちがなかった
・カードも持っていなかった
・東京在住でなく、しかもバスの出発時刻が迫ってきた
・彼は自分の連絡先(個人情報)を店側に伝えることを決断して、実際にも伝えた(但し、保険証のコピーは見せるもコピーはとらせず)。
・なによりおそらく彼が感じ良く対応していたことから、店側も仕方ないという判断におちついたのではないか。
等々の事情が重なっての帰還なのだと思いますが、もしこの彼からのご報告を今まさに歌舞伎町交番前で読んでいる方には、彼の体験談を励みに落ち着いて、丁寧に対応していただければと願うものです。
彼の場合は本当に地方在住のため、新宿歌舞伎町のぼったくり店がわざわざ彼に残金(?)の請求をしてくることもないと思われます(せいぜい、電話止まり。まさか地方の自宅にはこないでしょう。)。
そうだとすれば、ぼったくり店ともめているときは、地方出身者を装う、出張中を装う、帰りのバス時刻が迫っている等の演技はうそでも有効かもしれません。
(身分証明書をみせない限りは)
本当は嘘をつくようなことをオススメすることはできませんが、毎日のように、都内のサラリーマンの皆さまがぼったくり被害にあい、助けを求めた交番が助けてくれず、朝まで歌舞伎町交番前で拘束されている、しかも警察官も一緒になって被害者を帰らせない(「あなた達まだ代金の決着ついてないんだから帰っちゃだめだよ」などとして帰ろうとする被害者らを静止する事例まで発生しております)という今のお寒い歌舞伎町交番の対応からすると、それぐらいの嘘ですら十分許容範囲にすら思えてきてしまうというお話です。
※すみませんやはり嘘はいけませんね。嘘をつくのはやめましょう。ぼったくり店と同じになってしまいますもの※
歌舞伎町ぼったくり被害|この店舗に関する被害報告は、今回が始めてではなかった!
このClub Cenoteというお店。
なんとなく聞いたことあるなぁと思い、過去のメールを検索してみたところ、、、
以前にも私の事務所に被害報告があった店舗でした(2014/01/05の年明け早々の被害です)。
そのときの被害者様からのご報告(要旨)です。
一昨日、新宿歌舞伎町にある「Club Cenote」という店でぼったくりにあいました。
状況としては
・お店に1時間ちょっといた。
・女の子は飲み物を二杯飲んだ
・退店しようとしたところ伝票を持ってくるまでに時間がかかった。
・恐らくこのころに改ざんがあった。
・滞在時間や杯数の改ざんをされ合計約35万円を請求された。
・その後、歌舞伎町の交番に行ったが、民事不介入で取り合ってくれない。
・相手は弁護士を呼ぶまで返さないといい約2時間交番の前で店の人と話し合い。
・深夜だったため弁護士が見つかるわけもなく現金20万と身分証のコピーと残りの金額を20日に持っていくという話で解放された刑事告訴したい。
刑事告訴で捜査されれれば、防犯カメラによって必ず入店時間が間違っていることが証明できる。
それが証明できれば短時間で女の子がそんなにたくさんのドリンクを飲めないことも証明できるはず。
何としてでも防犯カメラの映像を確保したい。刑事告訴した後に民事告訴という流れを取りたい。
費用はいくらくらいかかりますか?
この被害者の方にはもちろん返信をさしあげたのですが、以降の連絡はありません。
泣き寝入りしてしまったのかもしれません。。
コメント
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この店の名を検索して辿り着きました。
2015年2月、客からやはりぼったくって、「払えない」と反論したところ「うちで働いて払え」と義務のない労働を強制した、ぼったくり条例・労基法違反で店責任者と店員が逮捕されたそうです。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/02/25/kiji/K20150225009869200.html
これで営業許可取り消しになるんじゃないでしょうか。
ASさん
コメントありがとうございます。
かなり悪質な事案ですよね。
私のところにも被害報告が増えていた店舗でした。
この件はマスコミでもだいぶ取り上げられましたが、報道されない被害、被害者の声というものが毎日悲鳴のように届いております。
毎日の被害の発生を放置した挙句、ここまでいった事例についてようやく検挙するというのではなく、ここまでやるような店舗の営業が立ち行かないようにすることのほうが先決です。
そして、そのためには、毎晩、交番に逃げてきたお客さんを警察官がそこで一旦解放してあげるだけでよいのですね。店の回収を手伝うのではなく、店に裁判せざるを得ないように指示してくれればよいのです。
店に現金(ぼったくりの過剰代金)を渡す前に、むりやりカードにサインをさせられる前に、警察官がお客さんを解放してあげるだけで、ぼったくり店は獲物からお金をとることができず、その経営が立ち行かなくなるのです。立ち行かない商売はやる人が減るでしょう(当たり前)。
現在の警察の運用では、本件逮捕事例のような明らかな犯罪行為をするか、被害額がある程度の規模になるまでは、ぼったくり店の営業(?)活動はまさに放置、野放し状態なので、それなら短期間でやるだけやって稼ごうとする人間が後を絶たないのですね。まじめに商売している人からしても、本当に許しがたい商売(?)です。
で、そんな歌舞伎町の秩序をまもるのは誰なのか、という話に戻ります。
微力ながら活動を続けていきたいと思います。
引き続きよろしくお願いします。
ではでは。